こんにちは、Nokia Health アンバサダーの池澤あやかです。
先日、Nokia Healthから「Nokia Sleep」という新しい製品が発売されました。Nokia Sleepは、ベッドのマットレスの下に設置することで、睡眠の長さや深さ、いびき等から「睡眠の質」を計測してくれるセンサーです。
▲ Nokia Sleep
自身の睡眠の質を知り、睡眠環境を見直して、よりよい睡眠を目指す、そんなアイテムなのですが、実は、睡眠の質を家のオートメーション化にもとても役立つアイテムでもあるのです。
本日はこの「家のオートメーション化」という側面にフォーカスしてご紹介します!
▲ マットレスの下に引いて使用します。
Nokia Sleepの特長のひとつが「IFTTTと連携できる」こと。
IFTTTというサービスをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、IFTTTは、とあるサービス上のアクションをキーとして、別のサービス上にアクションすることができるWebサービスです。
例えば、Twitterにつぶやいたら、自動で同じ内容をFacebookに投稿できるようにできたり、Slackの投稿からIoT家電のオンオフをすることができたりするサービスです。
もちろん、スマホからもPCからもアクセスすることができます。
IFTTTとNokia Sleepを連携させるとどういうことができるのでしょうか?
我が家で実践してみた一例をご紹介します。
▲ IFTTTでは、もし「Nokia Sleepがベッドに入った / 出た」ら、なにかアクションをする。という設定をしていきます。
家の電気と連携させて…
仕事から疲れて帰ってきて、ついつい電気を消し忘れたまま寝てしまうーーそんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Nokia Sleepとお家の電気を連携させると、そんな消し忘れを防ぐことができるんです。
お家の電気のスマート化は、スマートLEDの「Philips Hue」(ブリッジ連携必須)を使ったり、リモコンで操作できる明かりを「Nature Remo」などで操作できるようにしたりして行います。
IFTTTは有名なサービスなので、かなり多くのIoT家電に対応しているのですが、日本で発売されているIoT家電は時々対応していなかったりするので、購入の際には注意が必要です。
▲ それぞれ、公式Webサイト(Philips Hue・Nature Remo)より引用
2018年5月現在、Nokia Sleepは「ベッドに入った」と「ベッドから出た」という動きを検出することができます。
早速、Nokia Sleepで「ベッドに入った」と検出された時、家のすべての電気が消えるようにIFTTTの設定を行ってみましょう。
これでベッドに入った時、電気が自動で消えるようになりました!
玄関の電気のような、ついつい消し忘れてしまうような電気を連携させるとすごく便利そうです。
電気と同じように、寝ているときだけエアコンを消したりすることも可能です。
メッセンジャーと連携させて…
「おばあちゃんが毎日ちゃんと寝ているか確認したい」
「寝ている間は仕事に邪魔されたくない……!」
そんな方は、Nokia Sleepとメッセンジャーとの連携もありかもしれません。
IFTTTはLINEやSlackなどのメッセンジャーと繋がるので、起きた時間や寝た時間を他人にお知らせすることができます。
▲ LINEでベットに入った時刻を家族にお知らせする。送り先に指定できるのは、グループもしくはLINE Notifyのみです。また、この設定後、適応するグループには、LINE Notifyを招待する必要があります。
▲ Slackの指定したチャンネルで起きた時刻をお知らせする。
トラッキングしてくれるのは「ベッドに入った」「ベッドから出た」という動きなので、起きてからベッドの上でグダグダしていても、起きたことにはしてくれません。
ベッドの上でグダグダしていたらついつい二度寝してしまうことが多い私なんかには、恥ずかしながら効果てきめんです。
▲二度寝はしっかりバレる。
Nokia Sleep公式おすすめの使い方にチャレンジ!
IFTTTでは、自分でサービスとサービスを連携させることもできますが、おすすめのメニューが公開されていることも。
Nokia Sleepの場合も、こちらのページにたくさんのメニューが並んでいます。
▲「ベッドに入ったらスマホをミュートにしてくれる機能」はぜひ使ってみたい。
このように「ベットに入った」と「ベットから出た」という動きをキーにして、他のサービスと繋げるだけで、いろいろなことができそうですね。
例えば、エアコンとつなげてベッドに入ったら冷房を切るようにしたり、コーヒーメーカーとつなげて朝起きたらコーヒーが入るようにしてみたり…
などなど、夢が広がりますね。
IoT製品を購入される前は、IFTTTに対応している製品なのかチェックしてくださいね!
今後はもっとIoT製品が発売されるはずなので、さらにさまざまな製品との連携を楽しめるようになるかもしれません。
ぜひ、みなさんもスマートな生活デビューを!
※この記事は、2018年5月現在の情報です。今後、機能が増減する可能性があります。