体重計に乗ることを恐れてはいけない3つの理由

体重計に乗ることを恐れてはいけない3つの理由

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はじめに:体重計に乗ることを恐れていると、何日も何週間も、時には何年間も体重をはからない場合があります。ここでは、体重計に対する恐れを克服し、自分の体重と上手に向き合う方法をご紹介します。

体重計を恐れるのは健康や美容に逆効果

肥満は健康上のリスクになります。体重を記録することは、減量や体重維持に役立つことが報告されています。「毎日体重をはかるべき理由」と題したCNNの記事の中で、米コーネル大学の栄養心理学教授、デイヴィッド・レヴィツキー氏は「体重計は、歯ブラシ同様に大切と考えるべきだ」と語っています。しかし、体重計に乗ることに対してネガティブな気持ちを持つ人が多いのも事実です。

そこで、定期的に体重を記録して健康管理を行うことが大切な理由について、以下で詳しく解説していきます。

数字は目安にすぎない

まず、体重の数値自体にあまり意味はありません。身長が150cmで体重が60kgだと、太りすぎであることはご存知でしたか?同時に、体重が60kgでも身長が180cmの場合は、BMI(肥満度指数)換算で低体重ぎりぎりの状態です。また、BMIだけでは正確ではないこともあります。実際、身長が150cmで体重が60kgでも、体重の大部分が筋肉の場合は、思うほど健康に影響しないこともあるのです。そのため、体重はBMIと体組成の観点から判断し、医師の意見も参考にすることが大切です。医師が今の体重で心配ないという意見なら、ひとまず安心してよいでしょう。

重要なのは、体重計が示す数値に一喜一憂せず、普段の体重増減の傾向と心身の健康状態を把握することであると覚えていてください。

数値は現状と向き合うチャンス

数値は現状を把握し、目標を達成するのに役立ちます。学術誌『International Journal of Obesity』の研究では、毎日体重を測定する患者の方が定期的に体重が減少し、目標体重やカロリー制限を達成するのが早いことが明らかになっています。これは、筋肉を増量したり、定期的な体重測定で体型を維持する場合も同様です。

現状と向き合うためには自信が不可欠です。そして自信を持つには、プロセスを信頼する必要があります。体重測定のコツについてのアドバイスを参考に、毎日同じ時刻に、同じ状態で体重をはかるようにしましょう。また、主治医に正確な数値を報告できるよう、精度と信頼性の高い、臨床試験済みの体重計を使用することが大切です。

数値は行動への原動力

体重を測定しなければ、必要な行動を起こすこともできません。数値を把握することで、適切な健康管理が可能になり、自分のライフスタイルが体重や体組成にどう影響しているのかを明確に把握できるようになります。自分の体重増減のメカニズムを観察し、体の仕組みを理解するにつれ、体に最善の選択ができるようになり、健康改善に繋がります。

2015年7月〜2016年7月にWithingsが実施した調査でも、目標体重を設定した人の方が体重が減るのが早いことが報告されており、数値が行動への原動力になることが証明されています。ただし、挫折を防ぐためには、現実的な目標体重を設定する必要があります。

暫く体重をはかっていないと、体重計に乗るのが怖くなってしまうこともあるでしょう。しかし、遅かれ早かれ、誰でも現実に直面する日はやってきます。病院や医療機関で検診や健康診断などを受ければ、体重測定があるからです。なぜだと思いますか?それは、体重や体組成が健康状態を把握する上で重要な指標だからです。体重データは、単にスタイルの良さを示す基準というわけではありません。

毎日体重をはかることのメリットは、たまに受ける検診や健康診断よりも、素早く確実に体の傾向を把握できることです。毎日体重をはかることは、慢性的な病気の予測や予防に役立ちます。ですから、体重計に乗ることを怖がるよりも、健康管理を行う上で体重を把握しておかなければ、自分自身、そして主治医などの医療関係者が最善の判断を下すために必要な重要な情報が欠落していることを自覚し、注意するようにしましょう。

fbt

Flore Schwoerer

Surrounded by a family of medical/healthcare professionals, I love to have quality Vidal/Martindale/PDR (Physicians Desk Reference) time with my relatives listening to them argue about the best way to fix a heart or the importance of getting a flu shot.
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